新たな伝統を作る

昔から日本の農家では自分たちの育てた米で麹や甘酒、どぶろくをつくってきました。

明治になり家庭でのどぶろくの醸造は禁止され大量生産された安い日本酒が手に入るようになりどぶろく造りの伝統は農村から消えていきました。

 どぶろくは米本来の甘味や旨味が感じられ風土や作り手によって味が変わります。

 徳島県上勝町の棚田で育てた米を使い山から湧き出す水で仕込んだふるさとのどぶろくを復活させ新たな伝統を作っていきます。

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どぶろく庵仁
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上勝町の棚田米と山の水で
造ったどぶろくです。すっきりとした
米の甘味が特徴です。

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ゆずの山 すだちの里
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どぶろくに上勝町の特産であるゆずやすだちの果汁を加え、米の粒感がないクリーミーな口当たり。どぶろくが初めての人にお勧めです。

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かみかつ甘酒
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上勝町の棚田米と山の水
だけで造りました。
さっぱりと飲みやすい甘酒です。

棚田の景観を守りたい

上勝町には美しい棚田があります。しかし、手間のかかる棚田は少しずつ姿を消しつつあります。私たちは後継者がいなくなった棚田を借り、米作りの伝統を受け継いでいきます。また、地元農家を応援するため適正な価格で購入することで棚田の景観を守っていきます。

写真:樫原の棚田(「国の重要文化的景観」「日本の棚田百選」)

標高400mの醸造所

酒蔵があるのは標高400mの「庵ノ谷(あんのたに)」という小さな集落。エルミタージュ=「庵(隠遁(いんとん)者の住む家)」、バレー=「谷」エルミタージュ・バレーはこの集落の名前からつけました。

築300年の古民家を改装したRestaurant&Bar IRORI。
併設された酒蔵はガラス張りで麹造りの様子やタンク内で発酵するどぶろくが見学できます。

酵母が生きている生どぶろくは酒蔵併設の販売所の限定品です。
Restaurant&Bar IRORIでもお楽しみいただけます。

わずか20㎡ほどの小さな酒蔵。
300Lのタンク3つで
年間を通して醸造しています。

レストランから見学可能な酒蔵。
併設の販売所で購入もできます。

Bar IRORIは週末夜のみ営業。
地元の人たちとの交流も楽しめる。

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酒蔵 直売所
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営業時間 「要予約」

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Restaurant&Bar IRORI
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営業時間 18:00~23:30(毎週金・土のみ)

ご予約・お問い合せ(上勝開拓団)

エルミタージュ・バレー酒ブリュワリーのどぶろく、リキュール、甘酒などを販売して下さっている酒屋さんや飲めるお店のリストです。
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