先日、我が家の水道が止まりました。
お風呂に入ろうと思い、いつものように湯船にお湯をためていた時のこと。
そろそろ溜まった頃かなと様子を見に行ってみると何か違和感が。
いつもは勢いよく聞こえてくる水の音が聞こえないのです。
まさかと思いドアを開けると、水が出ていない!!
いくら蛇口をひねっても水が出ません。
古民家暮らしを始めて8ヶ月。
ついに恐れていたことが起こったのです。
我が家の水道水は山の沢から直接水を引いている山の水。
山に暮らしていたら特に珍しいことではありません。
なので、水道代は基本タダ。
お金がかからず、味も美味しいですが、もちろんいい事ばかりではありません。
ひとつは、今回のように急に水が止まってしまうことがよくあります。
止まる原因は、給水口に木の枝や葉っぱなどのゴミがつまってしまうことがほとんど。台風や大雨の後が要注意で、掃除をして取り除きます。
そしてこれからの季節、冬場は水が凍結します。
水を少しだけ出しっ放しにして、水が凍らないように対処します。
今回の原因は水不足でした。
実は私の住んでいる集落は水が少ない地域で、年に何度か水不足になるそうです。
今回は使っていなかった水源を復活させ、元の水道管と結合させる工事をしました。
(一ヶ所がダメになった時のために水源を複数から引いてる家も多いです。)
埋まっている水道管を掘り起こし、配管の確認。
困った時の美馬商事。
お隣の勝浦町にあり、農機具、工具など大抵のものが揃っています。
今回買った部品。
都市に住んでいたら一生見ることはなかったでしょう(笑)
休日返上で水道の修理に来てくれた社長。
上勝町では、水のトラブルクラ○アン<地元のおっちゃんです。
今回はたった2日の断水でしたが、
不便で、不安で仕方がありませんでした。
水がなければ、トイレも、お風呂も、キッチンも、洗濯機も、何もできません。
それほど生活するのには水が必要ということです。
水がないと生きていけません。
水って本当に大事。
ということを痛感した2日間でした。
2日ぶりの我が家のお風呂はとてもあたたかく、幸せな気持ちになりました。