稲刈りが終わり、
あっという間にもう10月になりました。
年末まであと3か月。
今年のうちにやっておきたい事は
まだまだ沢山あります。
10月。神無月(かんなづき)。
神無月は一般的には
出雲大社に各地の神様が出向き、
神様が不在になるので
「神の無い月」=「神無月」
と言われていますが、
6月(水無月)の「水の月」のように、
「神の月」(神様を祭る月)=「神無月」
という意味の方が強いようです。
10月は稲の収穫がある事もあり、
神様をお祭りする「秋祭り」
を行うことが多いですから
納得出来ますね。
そして『○○な秋』シリーズ。
今回は『芸術、体験の秋』。
この間、
徳島県鳴門市にある
(株)田村商事さんの陶芸展示館で
大谷焼のロクロ体験をしてきました!
大谷焼は約230年の歴史がある
徳島を代表する焼き物で、
素朴な土のあじわいが特徴の焼き物です。
最近はポップでカラフルな色合いの物や、
徳島の「阿波藍」を使った
藍色の焼き物などがあります。
体験中に写真を撮るのを忘れてしまいましたが、
完成は11月くらいになるそう。
手元に届くのが楽しみです♪
あともう一つ。
こちらも最近なのですが、
上でご紹介した徳島の『藍』を使って
藍染をしてきました!
藍染が出来るまでに
まず
タデ科の藍を育て、
葉を収穫し
お湯をかけて発酵させ
藍染のもととなる『すくも』を作ります。
すくも・灰汁・石灰・ふすま
の天然素材3つを使って
樽の中でまた発酵させ、
染められる状態の染色液を作っていきます。
この事を、『藍を建てる』というのだそう。
藍染って
『発酵させる事で出来るもの』
だったんですね!
昔の方って本当に凄いですね。
染めてみて
面白いことに
染色液に付けたすぐはカーキのような
くすんだ緑色なのですが、
空気に触れさせ、水にさらすと
少しずつ鮮やかな青に変化していくのです。
その色の変化が目で見ていて
とても楽しかったのです♪
また、
染める生地によって
染まり方も違ってくるようで
何通りでも試してみたくなりました。
今回は枕カバーと、
可愛すぎて最近ちょっと着ずらくなっていた
ブラウスをチョイス。
カバーは1回染めて、
いい夢見れそうな優しい青に。
ブラウスは3回染めて、ちょっと大人な青に。
染めることで全く別の物のように
生まれ変わったみたい。
今度は野菜の皮などで
『草木染』等々、
挑戦してみようかな。
次は何の秋にしようか
考えるのが楽しみな今日この頃です。