はじめてと7月。

6月がもう終わり、
7月。 文月。

まだまだ梅雨で雨の日が多いですが、
暦はあっという間に変わり
季節と共に自然も日々変化していると感じる
今日この頃。

「文月」の語源は
様々ですが、
七夕に書き物を干す行事があり
文を披くから「文披月」(ふみひろげづき)
と呼ばれ、「文月」となった。

または、

稲穂が実る頃という意味の
「穂含月」(穂文月)
が転じて「文月」となった。

等々、
季節の情景や
行事の様子が感じられる異名が沢山あります。

開拓団の田んぼもでも
季節を感じる変化が見れました。
(稲穂はまだですが、、)

最近、
開拓団の畑に自生の赤紫蘇が生えてきた。

調理して、赤紫蘇シロップに加工してみました。

紫蘇ソーダにして美味しく頂きました。

紫蘇はとっても体に良く、
夏バテ防止食材としても知られています。

特に赤紫蘇は「アントシアニン」を多く含み、
疲労回復力に優れ
胃や腸の働きを活発にし、食欲増進の効果があります。

ほかにも様々な効能があり、
万能でとっても優秀な日本のハーブなのです。

あと最近の私の「はじめて」。

鹿  捌きました。

そしてロースト仕立てで丼にして、
美味しく頂きました。

上勝町では、鹿は今がシーズン。
今回頂いたのは、罠に捕まった鹿さんです。

鹿肉は、高タンパク低カロリーで
とっても栄養価が高い食べ物。
赤身のお肉で鉄分が多く、
ビタミンも豊富に含んでおり
まさにスーパーフード。
梅雨バテしてしまいがちな私には
とっても有難い食べ物です。

捌いてみたら納得。
余分な脂肪はなく、
なんとまあ美しい筋肉。
崖を軽々と走り回れるわけだ。

「医食同源」

これからの暑い時期。
上勝の自然のパワーを少し頂いて
恵みに感謝しながら
日々を過ごしていきたいと体感している
今日この頃です。

 

haruka
福井県大野市出身。 学校法人大和学園京都調理師専門学校卒業。 京都の日本料理屋で3年間勤務の後、 上勝町に移住し開拓団に入社。 開拓団ではキッチン担当。 趣味は旅行やアウトドア、サイクリング。 日本文化や着物も好き。 彩りある食事時間を提供できるよう 日々しわしわいきます。

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